
慌てず、吟味して暇をつぶす【管理人のエッセイもどき:2025年7月8日】
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がやてっく管理人ゲスト
多くの人が、何もかもを自分の目的に結び付けないと気がすまなくなっているように見えるときがあります。別にそんなことしなくてもいいのにね。何もかもを自分の目的に結び付けるって、無駄のない人生を送ろうってことです。そんなことは物理的に無理だし、よーく自分の1日を振り返ると、スキマ時間で必ず無駄なことをやっています。すべてが無駄のない、目的一直線の人生だとすると、もっと早くに多くの人が亡くなっているはずです。
今はどうだか知りませんが、ニューヨークの広告代理店で働くトップランカーは、仕事寿命が35~40歳だと言われていました。本当に隙間なく仕事をして、休みと言えば3~4か月のバカンスのみだそうです。まとめて休みを取り、それ以外はずっと働く。オンオフをはっきりするというのは、こういう世界のことを言うんだなと思いましたし、同時に日本人のオンオフを切り替えるという発想が、いかにつまみのようなグラデーションのスイッチなのかを思い知らされます。
で、そんな生き方をしているニューヨークの広告代理店のサラリーマンの仕事寿命が35歳~40歳なのですから、すべてを目的に結び付けた無駄のない人生を歩むというのは、少なくとも35歳~40歳で、その任を終えることになるはずです。全然そんなことありませんよね。つまり、どんなに目的に向けて無駄なく進んでいるように見えても、結局はどこかで目的から外れた、リフレッシュの手段を取っているわけです。
それらを認めて受け容れて、無駄から何かを得るという気持ちを持てた方が、圧倒的に生きやすいなぁと最近は思うようになりました。目的と無駄の境界線が曖昧であることこそが、日本人の良さだと思うのです。慌てずに、吟味して暇をつぶす。そこに面白いものが転がっているのかなと。そんな風に考えます。
今日も、がやてっくにアクセスしてくれてありがとうございます。
これからも、がやてっくを宜しくお願い致します。慌てず、吟味して暇をつぶすって、昔どこかのお店の広告のキャッチコピーで書いたような気がする。すごく気に入っているフレーズです。
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