この街を空から眺めると時の流れが遅いことを実感することになるだろう。僕は翼のもがれたノート。ドロドロとした血が僕を嘲笑うように、目的地までの道のりを拒み阻む。光を掴もうと走る僕の足に、にやけた笑みを張り付けた貧者がまとわりつくような感覚だ。蜘蛛の糸は切れないけれど、最初に上った善人だけが排除されてしまった。そうやって片隅に追いやられ、涙を流すものを沢山見てきた。一人称は誰かを傷つけ、その泣いている顔にすら気づかない。誰かの苛立ちが波になり、可能性や夢よりも大きな停滞になる。それはとても寂しいことのように思うのに、街を行き交う人々は当たり前のように日常を送っている。
誰だって守りたいものがある。それと同じくらい自分は可愛い。守るもののために一番簡単な方法を選ぶのは仕方のないことなのかもしれない。たとえそれが、誰かの守りたいものを傷つけたとしても。見ないことにするのは、あまりにも簡単な事だと思う。綺麗な瞞しを信仰するだけだから。でも、僕は失った何かを取り戻したい。それを考えると誰かの声が聞こえてきて、鼓動が早くなる。綺麗なネオンが残像のように流れる静かな夜が、今の僕の憧れだから。
僕は翼のもがれたノート。切り札を失った男。
心配すんな、それでも飛べる。
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結局何も持ってないから、真っすぐ進んでいきます!
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