【B1越谷】安斎竜三監督が現場復帰/ハラスメント問題を謝罪「本当に申し訳ございませんでした」【越谷ニュース】

バスケットボールBリーグ1部（B1）に所属する越谷アルファーズの安斎竜三監督（44）が、選手へのハラスメント行為による処分を経て、10月23日付で現場復帰しました。 11月1日、越谷市立総合体育館で行われた琉球ゴールデンキングス戦の試合前、安斎監督はファンの前で深々と頭を下げ、謝罪の言葉を述べました。

「たくさんの方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、本当に申し訳ございませんでした」 「被害にあった選手たちには申し訳ない気持ちでいっぱい。今でも彼らがバスケを続けてくれていることがありがたい。今後、楽しく過ごしていってもらえたら」

会場からは拍手が起こり、「おかえり！」と声をかけるファンの姿も見られました。

安斎監督は昨季、選手に対して「死ね」「クソが」などの暴言や、ハーフタイム中に「給料いくらもらってんだ、言ってみろ」と発言するなどの威圧的な言動が問題となり、リーグから3カ月の活動禁止と譴責処分を受けていました。

越谷アルファーズは、安斎監督が研修プログラムを受講し、指導への理解を深めたこと、そして深い反省の意思を確認したことを受けて、現場復帰を決定。10月25日の佐賀戦から再び指揮を執っています。

復帰後の安斎監督は、「バスケットボールが本当に面白くて楽しいスポーツだと改めて感じた」と語り、今後は新しいコーチングにチャレンジしながら、応援してよかったと思ってもらえるチームづくりに全力を注ぎたいと意気込みを見せました。