2025/8/25越谷 がやてっく 雑談 ローカルメディア ローカルサイト越谷CITYメール

越谷市の太陽光発電企業『くらしデザインラボ』が破産手続き開始/負債約7.6億円【越谷ニュース】


越谷市の太陽光発電企業『くらしデザインラボ』が破産手続き開始/負債約7.6億円【越谷ニュース】

埼玉県越谷市に本社を置く太陽光発電事業の「くらしデザインラボ」が、2025年8月13日付で東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受けました。帝国データバンクの発表によると、負債総額は約7億6800万円にのぼります。

破産管財人には、東京都港区のアクトアドヴァイザーズ法律事務所・津島一登弁護士が選任されており、債権届け出期間は9月17日までとされています。

急成長から破産へ
くらしデザインラボは2013年に創業し、2016年に法人化。太陽光発電事業を中心に、農園や観光、食品販売など多角的な事業を展開してきました。特に、神奈川県小田原市のいちご農園や、秋田県湯沢市の旅館経営など、地域資源を活かした取り組みが注目されていました。

売上高は2018年の約5200万円から、2023年には約18億円にまで成長。しかし、急速な事業拡大に対して社内体制が追いつかず、資金繰りが悪化。仕入れ先への支払い遅延が続き、2024年秋には事実上の営業停止状態となっていました。

その後、債権者から破産を申し立てられ、今回の決定に至った形です。負債額は2023年8月期末時点で約7億6800万円ですが、現在はさらに変動している可能性もあります。