season1 第3話:蒲生駅にて鶏肉とカシューナッツの炒めもの【孤独なグルメ】
- 2021/09/25 06:20
- あー さん
- 孤独なグルメ
(今日は久々に蒲生で仕事だ、、、楽しみだな。)
(うんうん、そうこなくっちゃ。)
(蒲生駅特融の雰囲気、いいじゃないか。)
(、、、やけに腹が減っていると思ったら、、、もう13時過ぎているのかぁ。)
(う~ん、14時までの間どうしよう、、、よし、我慢できない、飯にいこう。)
(これが蒲生駅前の商店街通り。うん、悪くない。)
(お、いいぞ。そばか、そばね。。。)
(おぉ、ザ定食屋。俺好みじゃないか。ただ、時間をかけて愉しみたいお店だな。)
(おぉ、これこれ、この感じ。営業中の看板も出てるし入ってみよう。)
こんにちは~!
店主:あらごめんなさい、今日はお休みなの。またね~
(なんてこった。。。俺の胃袋が泣いてるぜ。。。どうすればいいんだ。)
(むむむ、、、さっき断られたお店が韓国料理だけに、中華系料理をさくっと食べたくなってきたじゃないか。)
(よし、今日はここだ、ここにしよう。)
こんにちは~!
あら、いらっしゃい、どうぞ~
(なるほど。)
(席はここらへんにするか。)
(ふぅ、コテコテな中華屋だな。)
(、、、おっと、時間がない、メニューメニュー)
(まぁ~中華屋らしいメニュー構成だな。)
(、、、最近、とんかつ続きだったが、さすがに中華屋にはとんかつメニューがない。よかった。)
(しかし、はたしてとんかつメニューがあったら俺は注文したのだろうか?)
(そもそも、油ものが苦手な自分がなぜ続けてとんかつを立て続けに注文したのだろうか?)
・
・
・
(、、、意識がとんかつに引っ張られすぎた、ここは中華屋だ、中華に集中するんだ。)
おばちゃん、鶏肉とカシューナッツの炒めを1つください!
(チャーハンをこよなく愛しているが、今日の気分は完全にカシューナッツだ。)
(あのメニュー一覧は全国共通だな。中国の人が日本で中華屋を開業する際、必勝モデルケースの1つとして脈々と受け継がれているんだろうな。)
(誰かイノベーションを起こしてもいいんじゃないか。)
(改めて店内を見回すとかなり広い。)
(そして、ジンロのボトルが大量にある。)
(店内の内装は中華というより定食屋に近いな。)
・
・
・
お待たせしました~
(おぉ、いいじゃないか。うまそうだな。)
(ボリュームたっぷりだな。)
おばちゃん、いただきま~す!
(おぉ。うまいぞ。いいじゃないか。)
(うん、うまい、うまいぞ。)
(カシューナッツが良い仕事をしているな。)
(フライパンの中に油と炒められたにもかかわらず、カシュ―の芯は全く影響されずにカシュ―のまま。)
(カシュ―のポリポリ感と鶏肉のふっくら感のハーモニーが見事だ。)
(店主のフライパンの振り方がいいのかもしれない。)
(ふと気付くと、店内のお客さんと従業員は全員中国人の方だ。)
(日本にいながら完全アウェーとは、、、まるで西川口駅だな。)
(にしても、うまいな。)
・
・
・
(ふぅ、一気に主食を食べてしまった。)
(1品づつ食べるのが俺の流儀だ。)
(ほかの品も食べてしまうか。)
・
・
・
(食後にアイスコーヒーが待っているとは思わなかったな。)
(次回こそ、チャーハンだな。)
おばちゃん、ごちそうさま!
(今日は中華で正解だったな。)
(また来るかな。)
~END~