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不思議とは【管理人のエッセイもどき:2025年7月23日】


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      高校生のころ、お店の人とうだうだ世間話をして、気づいたら駄菓子を500円くらい購入していたことがあります。あれは、売店と呼べばいいのかな?駄菓子やお菓子、インスタント食品などが売られている小さなお店です。雑貨類とタバコも置いてあったと思います。家と学校の間にあるお店で、下校時にたまに立ち寄るくらいのお店だったのですが、ある日、店番をしているご年配の女性に声をかけられました。なんと声をかけられたのかは忘れてしまいましたが、その問いに返答した後、なぜかその女性と話しをする流れになったのです。

      いつもは100円くらいで買えるアイスを購入して終わりです。5分とかからずに店を出ます。ところが、その日は背もたれ付きの椅子まで用意されて、そのお店に長い時間居座ることになりました。3年間の高校生活の中で、その売店はよく活用させてもらったのですが、後にも先にも、そんなに長くそこに居続けたのはその1回だけです。

      不思議なことに、その後は普通にお店の人と一人のお客に戻り、ガッツリお話するということはありませんでした。しかし、その日は間違いなく、お店にいる穏やかな表情の女性と、色々な話をしたのでした。

      一体どんな話をしたのか、もうほとんど覚えてはいないのですが、とにかく他愛のない話だったと思います。高校の話をしてみただとか、このお店は何年やっているのかなどといった、お互いを探り合うくらいの会話だったはずです。

      取材の中で、ふと、そんなエピソードを思い出しました。いつもは100円しか使わないお店で500円近いお金を使ったことを、今になって、有意義な買い物だったのかもしれないと感じたのです。確か、僕が駄菓子を食べながら話をするんで、その女性が冷えた麦茶を出してくれたと思うのですが、お茶を飲みながら、ダラダラと話をし、買い物にそれだけの時間をかけるというのは、実はすごく贅沢な商談のようなものだったのではないかと思うのです。あの場所に流れている価値は、駄菓子やお話だけでなく、もっと目には見えない高尚な何かだったような気がして、それが凄く大切なことだったのではないかと、今は思っています。

      あれから15年近く時がたっていますが、未だにふと懐かしいと思えるわけですから、なにかこう、凄い体験だったんじゃないかと思うのです。もうそのお店はありませんが、またどこかで似たような体験をしてみたいです。今らな、もっと色々なことを、ゆっくりお話することができるでしょう。

      今日も、がやてっくにアクセスしてくれてありがとうございます。
      これからも、がやてっくを宜しくお願い致します。

      たまに生まれる、世界のバグみたいなものですね。だからこそ、大切にしていきたいです。

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