2024/11/22越谷 がやてっく 雑談 ローカルメディア ローカルサイト越谷CITYメール
司法司書法人和光事務所

越谷市の歴史的蔵、コミュニティの核として再生【越谷ニュース】


越谷市の歴史的蔵、コミュニティの核として再生【越谷ニュース】

埼玉県越谷市に位置する歴史的な糀屋蔵が、地域コミュニティの交流の場として新たな息吹を吹き込まれています。かつて江戸時代の宿場町として栄えた越ヶ谷宿の旧日光街道沿いにあるこの蔵は、約60年の空き家期間を経て、市民団体の手により改修され、私設図書室やカフェとして生まれ変わりました。

この蔵は、昭和前期に建てられた耐火性の高い金属扉やレンガで補強された構造が特徴で、かつては財物や帳簿を保管する重要な役割を果たしていました。現在では、約1200冊の児童書を含む多様な書籍が並ぶ図書室として、また隣接するカフェでは、訪れる人々がコーヒーを楽しみながら読書をすることができます。

運営者の戸田道子さんは、この場所が見知らぬ人同士の交流を促し、コミュニティの結びつきを強化する場になっていると語ります。2階では、手芸やヨガの教室が開かれる多目的スペースとして利用され、地元の伝統工芸品やひな人形の展示も行われており、訪れる人々に和の雰囲気を提供しています。

戸田さんは、古い建物が持つ郷愁と魅力を大切にしながら、これからも多くの人々を迎え入れることを願っています。越谷駅から徒歩15分の距離にあり、訪れやすい立地も魅力の一つです。私設図書室とカフェは週に数日、地域住民に開放されており、新たな交流の場として注目されています。

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