草加市の「草加」ナンバー導入の動きが活発化、越谷市民にも影響か【越谷ニュース】

越谷市のお隣、草加市では「草加」ナンバーの導入を目指す動きが加速しています。現在、草加市内で登録される自動車のナンバーは「春日部」ですが、これに対して草加市民は隣接する越谷市が採用している「越谷」ナンバーに刺激を受け、「草加」ナンバーの実現を望む声が高まっています。

草加市内の商工団体が「草加」ナンバー導入を求める要望書を市に提出しました。この要望書は、草加商工会議所や町会連合会、トラック協会草加支部など7団体で構成された「草加ナンバーを実現する会」によって作成され、規制緩和を関係機関に求める内容が含まれています。

今年3月末時点で草加市内の自動車および軽自動車の保有台数は17万台に達しており、これはご当地ナンバー導入の条件を満たすには不足しています。そのため、要望書では市に対し、基準緩和の働きかけを求めています。

草加市の山川百合子市長は、「ご当地ナンバー導入に向けた市全体の機運を醸成し、国に対して積極的に働きかける必要がある」と述べました。この動きが実現すれば、越谷市民にも影響が及び、地域全体のナンバー意識がさらに高まることが予想されます。