越谷市で「平和展」開催中、フォトジャーナリスト佐藤慧さんが現地報告【越谷ニュース】
- 2024/11/13 12:35
- がやてっく
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越谷市では、世界の紛争と人道危機について考える「平和展」が市役所エントランスで開催されています。展示は11月16日まで続き、10日には岩手県出身のフォトジャーナリスト佐藤慧さんが講演を行いました。
佐藤さんは、アフリカや中東、東日本大震災被災地の取材を通じて、平和や貧困の問題を伝えてきました。講演では、中東シリアやウクライナ、ガザ地区の現状を報告し、紛争地での厳しい状況を伝えました。
シリアでは、IS(イスラム国)の占拠による紛争が続いており、トルコからの爆撃で片足を失った少女が「なんで私がこんな目に遭わなくてはいけないのか」と訴えたことが紹介されました。また、ヨルダン川西部地区ジェニーでは、イスラエルによるドローンの監視やロケット弾の飛来が日常的に行われ、インフラが破壊される中で一般市民が苦しんでいる現状が報告されました。
佐藤さんは、アフリカ滞在中に東日本大震災が発生し、母親を津波で失いました。家族との死別を経験した佐藤さんは、悲しみの捉え方を再考し、平和の問題と向き合うようになったと語りました。
講演の最後に佐藤さんは、「政治的、地政学的な観点から見るだけでは解決しない。一人の人間が生きていくこと、命が奪われるということ、身近な人を大切にするというところから平和を考えたい」と述べました。
現在開催中の越谷市の「平和展」は、世界の紛争地や被災地の実態を知り、平和の大切さを考える貴重な機会となっています。展示は11月16日まで行われているので、ぜひ足を運んでみてください。
“越谷市で「平和展」開催中、フォトジャーナリスト佐藤慧さんが現地報告【越谷ニュース】” への1件のコメント
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世界中のみんなが黒いタンクトップ(半袖可)着て毎週ラーメン屋に通い、飲食店の閉店を憂い、開店を喜ぶ平和な世の中が来ればいいのにな。
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