越谷市で麻薬工場摘発 － 中国人の男を書類送検【越谷ニュース】

埼玉県越谷市で、違法薬物の製造を行っていたとして、中国籍の男が書類送検されたことが警視庁の発表で明らかになりました。

捜査関係者によると、今年4月、越谷市内の倉庫で40代の中国人男性が違法薬物である「4-メチルメトカチノン」を含む錠剤を製造していた疑いが持たれています。警視庁は5月にこの倉庫を家宅捜索し、錠剤を製造するための器具などが発見されたことから、この倉庫が麻薬製造の「工場」として利用されていたと見ています。

この男性は、既に違法薬物の所持で逮捕・起訴されており、彼の説明によって違法な錠剤の製造方法が確認されたため、今回新たに製造の容疑でも書類送検されました。

警視庁は、製造された麻薬の錠剤の販売ルートについても引き続き捜査を進めており、違法薬物の取締りを強化しています。

厚生労働省監視指導・麻薬対策課によると、今回の錠剤に含まれていた「4-メチルメトカチノン」は覚醒剤に似た作用を持ち、中枢神経を興奮させるため、非常に危険であるとされています。違法薬物の購入や服用は絶対に避けるよう強く警告しています。