越谷レイクタウンの大相模調節池、命名権を公募【越谷ニュース】
- 2024/11/25 12:34
- がやてっく
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埼玉県は、越谷レイクタウンにある「大相模調節池」の命名権(ネーミングライツ)を公募しています。これは県の財政難を解消するための一環として行われるもので、県施設での命名権公募はこれが2例目となります。
調節池は、2014年に水害対策として整備され、1周5.7キロメートルにわたる大規模な施設です。大雨時には最大120万立方メートルの水を元荒川から引き込むことができ、周辺は市民の憩いの場としても利用されています。
命名権の契約額は年182万円(税抜き)以上で、5~10年契約が条件です。応募の締め切りは今月26日で、集まった案の中から県が名称を選定し、来年2月頃から使用が開始される予定です。命名権の収入は、調節池の水質改善事業に充てられます。
県と越谷市は、民間企業を誘致して水上デッキやカフェなどの飲食店の整備も進めており、県河川環境課の担当者は「愛称を通じて、調節池により親しみを持ってもらいたい」と期待を寄せています。
なお、埼玉県では2000年代前半から自治体施設の命名権公募が広がり、大宮公園サッカー場が「NACK5スタジアム大宮」に、浦和総合運動場野球場が「アイル・スタジアム浦和」に名付けられた例があります。命名権公募の第1号である県防災学習センターは「能美防災そなーえ」と命名されました。
今後も埼玉県は、知名度の高い県施設に対して命名権公募を積極的に進め、独自の財源確保策としての取り組みを強化する考えです。
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