越谷・川越エリアで生体認証決済が拡大：20店舗で導入【越谷ニュース】

埼玉県越谷市と川越市で、生体認証サービス「SAKULaLa」の導入が進んでいます。東武鉄道と日立製作所が共同で開発したこのサービスは、2024年4月から開始され、現在では20店舗で利用可能です。

SAKULaLaの特徴

・指静脈認証：ユーザーは指をかざすだけで決済が完了。財布やスマートフォンを出す必要がなく、利便性が高いです。
・一貫サービス：決済だけでなく、ポイント付与や本人確認も一括して行えます。
・導入実績：東武ストアでは既に導入されており、利用頻度が約25％向上しました。

商店会の声
南越谷商店会の会長、関森初義氏は「非常に簡単な決済方法で、店舗のリピート率向上に期待している」と語ります。また、居酒屋「海鮮問屋 孝進丸」の杉本祐紀氏は「カードの不正利用防止にもつながる」と評価しています。

普及への取り組み
東武と日立は、越谷・川越エリアの商店会と連携し、無償で指静脈認証装置を提供するなど、サービス普及に向けた取り組みを行っています。今後は、交通系ICカードなどへの対応も検討されています。

1月15日から28日まで、越谷・川越エリアでSAKULaLaの登録者や利用者を対象に、ギフトカードや割引券が当たるキャンペーンが開催されています。