2025/4/21越谷 がやてっく 雑談 ローカルメディア ローカルサイト越谷CITYメール

越谷アルファーズ、5000席超のアリーナ新設要望/B.PREMIER参入目指す【越谷ニュース】


越谷アルファーズ、5000席超のアリーナ新設要望/B.PREMIER参入目指す【越谷ニュース】

男子プロバスケットボールリーグの越谷アルファーズが、B.PREMIER参入の条件を満たすため、観客席5000席以上を備えた新アリーナの建設を計画しています。現在の本拠地、越谷市立総合体育館の収容人数は約4472席にとどまり、上位リーグへの参入には施設の大幅な拡充が必要とされています。

アルファーズは、2029~30年シーズンのB.PREMIER参入を目指しており、27年度の着工を前提に地元越谷市や関係企業との協議を進めています。昨年3月27日には、市へ新ホームアリーナ実現に向けた要望書が提出され、市が所有する越谷レイクタウン内の水辺のまちづくり館と隣接する約1万平方メートルの土地の使用、さらには支援への配慮を求めるとともに、「エンターテインメント性の高い日常的な体験ができる場所」として地域経済の活性化や防災施設としての機能も提案されました。

検討支援については、デロイトトーマツに委託し、基本計画では建設主体や施設の規模、整備手法、土地の使用方法などを総合的に固める方針です。現時点ではまだ設計段階には着手しておらず、福田晃市長も「新アリーナ建設にあたっては多くのハードルがあり、用地の確保もその一つである」と述べるなど、今後の協議・検討を通じた具体化が待たれています。