国道4号東埼玉道路の新区間が6月開通!松伏町の交通アクセス向上へ【越谷ニュース】
- 2025/05/03 10:01
- がやてっく
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2025年6月1日午後3時、埼玉県吉川市川藤と松伏町田島を結ぶ国道4号東埼玉道路の新区間(3.8km)が開通する。この開通により、地域の交通渋滞が緩和されるとともに、日本最大級のショッピングモール「イオンレイクタウン」へのアクセスが向上する見込みだ。
東埼玉道路は、埼玉県八潮市から春日部市を結ぶ全長約17.6kmの幹線道路で、東北自動車道や常磐自動車道の補完的な役割を果たす重要なインフラだ。今回の新区間の開通によって、これまで鉄道駅がなく「鉄道空白地帯」と呼ばれていた松伏町の交通環境が大きく改善される。
新ルートにより、松伏町と吉川市が直接結ばれることで、草加・越谷・東京方面へのアクセスがスムーズになる。特に、首都高速や外環道への接続が容易になり、都心への移動が効率化されることが期待されている。また、交通の分散により、国道4号の渋滞緩和や安全性の向上も見込まれる。
さらに、沿線には商業施設や工業団地が多く存在することから、物流の効率化にも貢献すると考えられる。例えば、吉川市旭地区と松伏町にまたがる工業団地「東埼玉テクノポリス」から外環道・高谷JCTまでの移動時間は、整備前の約55分から約30分へと短縮される見込みだ。
今回の開通を機に、地域経済の活性化や新たな都市開発が進む可能性が高まっている。今後も東埼玉道路の整備が続くことで、さらなる交通利便性の向上が期待される。