18歳妻の通報で発覚、14歳少女“誘拐”事件…SNSでの出会いが招いた危険【越谷ニュース】

神奈川県横浜市で5日未明、18歳の妻の通報により、21歳の夫が未成年者誘拐の疑いで逮捕される事件が発生しました。逮捕されたのは、自称会社員の渡邉彪雅容疑者（21）で、彼の家にいたのは14歳の中学3年生の少女でした。

この事件のきっかけは、SNSの通話アプリ。少女は4日夜、埼玉県越谷市の自宅で友人らとグループ通話をしていたところ、渡邉容疑者が会話に割り込み、「どこにいる？うちにおいでよ」と誘い出したとされています。少女はその言葉に応じ、横浜市の渡邉容疑者の自宅へ向かったとみられています。

渡邉容疑者は「少女を家に泊めたのは間違いない」と供述していますが、「年齢ははっきり認識していなかった」と容疑を否認しています。

この事件を受け、警察はSNSを通じた未成年者の誘拐に警鐘を鳴らしており、特に若年層が見知らぬ相手とのオンライン交流に慎重になる必要があると呼びかけています。越谷市内でも、SNSを介したトラブルの増加に伴い、地域社会としての啓発活動が求められています。