埼玉県内で住宅屋根修理詐欺の続報：被害額8億円、逮捕者10名に【越谷ニュース】

埼玉県警生活経済課と久喜署は、必要のない住宅屋根修理を訪問勧誘し代金をだまし取ろうとしたとして、川口市のリフォーム事業を行う「ReLife」代表の男性を含む計10名を詐欺未遂などの疑いで逮捕しました。

これらの勧誘は埼玉を含む関東6都県で行われ、2023年11月から昨年7月までの間、少なくとも700件の契約が確認されており、被害総額は約8億円と推定されています。逮捕された容疑者たちは、住宅の不具合を指摘することで不安をあおり、修理契約を迫る手口を用いていました。

被害者の多くは高齢者であり、一部は契約金を支払う前に「クーリングオフ」を利用して被害を回避しましたが、依然として深刻な状況が続いています。埼玉県消費生活支援センターへの相談件数も増加傾向にあり、点検商法による被害が懸念されています。

県警とセンターは「その場で契約を決めず、家族に相談し複数の業者から見積もりを取ること」を推奨しており、各自治体の消費者ホットライン（188）への連絡を呼びかけています。

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