叡明、悲願の初優勝!越谷市から甲子園へ―30年ぶりの快挙に市民が歓喜【越谷ニュース】
- 2025/07/28 15:09
- がやてっく
- ニュース

埼玉県越谷市の高校野球ファンにとって歴史的な一日となりました。第107回全国高校野球選手権埼玉大会で、叡明高校が初優勝を果たし、甲子園初出場の切符を手にしました。越谷市から高校が甲子園へ進むのは、1995年の越谷西高校以来、30年ぶりの快挙です。
決勝戦では昌平高校の追撃を振り切り、叡明高校が見事勝利。試合終了の瞬間、越谷市内にあるイオンレイクタウンで開催されたパブリックビューイング会場は、拍手と歓声に包まれました。集まった市民たちは「越谷の誇り」「甲子園でも頑張れ」とエールを送り、地元の英雄たちを祝福しました。
特に、元市職員で68歳の中山鉄則さんは、「越谷市民にとっての悲願が叶った。まるで親になったような気持ちで応援していた」と感慨深い様子。また、15歳の球児、縄野達哉さんは「来年は自分たちが甲子園を目指すので、その前に今年のナインに全力で頑張ってほしい」と前向きな意欲を示しました。
市長の福田晃氏も観戦に駆けつけ、観客と共に「万歳三唱」で喜びを分かち合いました。市としても甲子園出場に向け、叡明高校の選手たちを全力でサポートする方針を表明しました。
地元越谷が一体となって祝うこの大きな出来事は、市民にとって誇りであり、さらなる活力となることでしょう。叡明高校の甲子園での活躍が、越谷市全体の新たな物語を紡ぎ出す予感でいっぱいです。