越谷署巡査が情報漏えいで依願退職:守秘義務違反と懲戒処分の背景【越谷ニュース】
- 2025/08/07 11:46
- がやてっく
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埼玉県警は2025年8月6日、越谷署交通課の男性巡査(32)を戒告の懲戒処分とし、地方公務員法違反(守秘義務)の疑いでさいたま地検に書類送検したと発表しました。巡査は同日付で依願退職しています。
監察官室の調査によると、巡査は昨年9月10日、元妻の知人男性の個人情報を同署内のパソコンで不正に照会し、その情報を元妻や親族ら3人に漏えいしました。この行為について、巡査は「元妻との関係に余裕がなく、トラブル解決を早めたかった」と認めています。
今年2月には、元妻の関係者が不正照会された情報を県警に提供したことで問題が発覚。捜査を経て、厳正な処分が下された形です。斎藤克也首席監察官は「指導教養を徹底し、信頼回復に努めたい」とコメントしました。
今回の事件は、警察官の守秘義務に対する重大な違反として地域社会にも影響を与える可能性があるため、信頼回復に向けた県警の取り組みが注目されています。