2025/9/16越谷 がやてっく 雑談 ローカルメディア ローカルサイト越谷CITYメール

越谷市でも空き家狙う窃盗が急増/県内で過去最多、対策が急務【越谷ニュース】


越谷市でも空き家狙う窃盗が急増/県内で過去最多、対策が急務【越谷ニュース】

埼玉県内で空き家を狙った侵入窃盗が急増しています。越谷市でも例外ではなく、空き家の管理や防犯対策が急務となっています。

埼玉県警によると、2025年上半期(1~6月)の空き家を狙った侵入窃盗の認知件数は793件。前年同期の470件から約1.7倍に増加し、統計開始以来最多となりました。背景には高齢化による空き家の増加があるとみられています。

犯人は、庭の草木が伸びている、ポストに郵便物が溜まっている、インターホンが通電していないなど、外見から空き家と判断し、掃き出し窓を工具で破壊して侵入するケースが多いとのことです。

越谷市の空き家数は約5500戸で、県内ではさいたま市(約2万戸)、川越市(約8800戸)、熊谷市(約7500戸)に次いで4番目に多い状況です。空き家の多くは相続後に放置されているケースもあり、被害届が出されないこともあるため、実際の被害はさらに多い可能性があります。

県警は、防犯砂利や人感センサーライト、防犯カメラなどの視覚・聴覚に訴える対策を推奨。加えて、「施錠やシャッター、雨戸の閉鎖など、基本的な防犯対策を徹底してほしい」と呼びかけています。

越谷市でも空き家に関する相談窓口が設けられており、管理や利活用に関する支援が行われています。空き家をお持ちの方は、放置せず、定期的な環境整備と防犯対策を心がけましょう。