2025/9/18越谷 がやてっく 雑談 ローカルメディア ローカルサイト越谷CITYメール

東京スカイツリーがすっぽり収まる!?越谷貨物ターミナルで見学会開催【越谷ニュース】


東京スカイツリーがすっぽり収まる!?越谷貨物ターミナルで見学会開催【越谷ニュース】

越谷市南越谷にある「越谷貨物ターミナル駅」で、企業向けの見学会が開催されました。モーダルシフトの推進を目的としたこの取り組みに、約60人が参加しました。

政府が掲げる「2050年までに温室効果ガスを実質ゼロ」という目標に向けて、物流の人手不足や環境負荷の軽減を図るため、トラック輸送から鉄道・船舶への転換=モーダルシフトが注目されています。

見学会では、参加者がサンシティホールで基礎知識を学んだ後、越谷貨物ターミナル駅へ移動。冷蔵・保冷機能付きコンテナや、フォークリフトによる積み下ろしの様子などを間近で見学しました。

越谷貨物ターミナル駅は、1973年の武蔵野線開通とともに開業した貨物専用駅。敷地面積は約16万5千平方メートル、国内最長の15番線はなんと653メートル。東京スカイツリー(634メートル)がすっぽり収まる長さです!

貨物列車は最大650トン(10トントラック65台分)の輸送が可能で、2024年の実績は発送約35万トン、到着約45万トン。清涼飲料水や食料工業品などの輸送が堅調に推移しているとのことです。

JR貨物関東支社の渋谷潤一副部長は「物流の2024年問題を契機に、鉄道輸送への期待が高まっている。埼玉から全国を元気にしたい」と語りました。