越谷の鴨ネギ鍋、大盛況　産業フェスタで2メートルの大鍋で振る舞う【越谷ニュース】

埼玉県越谷市で10月29日、商工業者が集まる「こしがや産業フェスタ2023」が開催された。その中で注目を集めたのが、直径2メートルの大鍋で煮込む「こしがや鴨ネギ鍋」だ。市内の宮内庁埼玉鴨場の鴨肉と江戸時代から伝わるネギを使ったこの鍋は、2005年に市商工会青年部が考案した越谷の名物料理である。今年は1杯200円で約3千人分が提供され、来場者は温かくてやわらかい鴨肉とネギの味に舌鼓を打った。午前10時の開始前から長い列ができるほどの人気ぶりだった。レイクタウンから家族4人で来た小林あかりさん（30）は「小さな子どもでも食べられるくらい鴨肉がやわらかかった。寒くなったらまた食べたい」と笑顔で話していた。

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