【ペットにも防災を】イオンペット株式会社さんにペット防災について教えて頂きました！【がやてっく話題】

突然ですが、皆様は防災への対策を準備していますか？

防災グッズの常備・避難場所への経路確認、緊急連絡先の共有など沢山の方法があると思います。

地震や水害などが増えたことで、より一層関心が強まっている事でしょう。

では、

ペットの防災対策は行っていますか？

ペットを飼っている方からすると、ペットも家族の一員と考えている方が多いと思います。人に慣れている可愛いペット。しかし、もしもの事態が起こった時、彼らは落ち着いて避難することが出来るのでしょうか？人の言葉がわからない動物のためを考えると、もしもの事態への入念な対策・準備が必要になります。

そんなペットの防災についての「あれこれ」を教えて頂くため、越谷雑談がやてっくは「とあるイベント」に行ってまいりました！

レイクタウン防災フェス2024

レイクタウン防災フェス2024は、2012年から開催されている防災・減災についてを「楽しみながら学ぶことができる」体験型イベントです。「地域の防災力向上」「安心・安全に住み続けられるまち」を目指すために開催されていて、大人から子どもまで防災に関するあらゆる事を学ぶことで出来ます。

今年増床されたイオンレイクタウンアウトレットの駐車場を使用して、たくさんのブースがそれぞれの方法で、防災についての知識を多くの方に共有するイベントとなっております。

当日の会場には、たくさんの方が来場していました。ブースでは、公衆電話の非常時使い方講座や、紙芝居を使用した「分かりやすく防災という概念を伝えようとする試み」などが行われていました。キッチンカーも出店していて、食べ物も充実してました。

「ペットの防災」への備えの重要性

今回、我々を呼んでくださったのはイオンペット株式会社さん。2022年から3年連続で出店する「ペットの防災への備えブース」では、ペットの避難・避難後の対応などの重要性を飼い主に知ってもらうための活動を行っています。越谷市とは防災協定(災害時における愛護動物救護活動支援に関する協定）を結んでおり、その縁で毎年防災フェスに参加しているとのことです。

イオンペット株式会社さんは、ペットの「同行避難」の重要性を強く訴えています。同行避難とは、飼い主とペットが一緒に避難場所まで安全に避難することです。同行避難ができずペットが取り残されてしまうと、その後に飼い主が救助のために自宅に戻り、そのまま被災に遭遇してしまう可能性が上がります。同行避難とは、自分の安全とペットの安全を守るために必要な考え方なのです。

ブースで行われていた主なイベントは5つ。

・防災グッズの展示と紹介

・オリジナル防災グッズプレゼント

・ドクターカーの展示

・ペットと防災についてアンケート

・犬用の非常食、試食会開催

です。

どのイベントも、飼い主が知っておくべき情報を楽しく、簡単に学べるものばかりでした。

防災グッズの展示では、首輪やリード、トイレ用のシートなど、避難場所で使えるペット用品が並んでいました。現地のスタッフが使い方の詳しい説明をしてくれるため、購入後、使用方法に悩まずに済む形になっています。ケージなどがあれば、一定の期間「安全にペットを近くにおいておく」ことが出来ます。これで万が一の事態が起きてもペットと共に過ごすことができるわけです。

ポップには、非常持出袋というペットのために必要な必須道具の中身が書いてありました。これを持っていれば避難場所でも最低限大丈夫という必須項目です。どれだけの量が必要なのかも、詳しく書かれているためとてもわかりやすかったです。

ミニレッスンでは、実際に避難所にペットを避難させた状態を想定したプログラムが組まれていました。オスワリやマテ、首輪付けなどの基本的な指示を、ペットが熟せるかどうかを学べるようになっていました。やっておくのとおかないのでは、成功率が変わってきます。避難した際、愛するペットとはぐれないようにするために身につけておくべきスキルを養うことができるわけです。

イオンペットさんは、動物と人間の共生社会の実現という理念のもと、ペットの防災をはじめとしたペットの適正飼養を飼い主の方に広く伝え、安全・安心で幸せなペットライフを送ってもらう事を目的に、防災フェスに参加しているそうです。

残念ながら、近年防災を必要とする場面は増えています。家族の一員であるペットと自分の命を守るためにも、こうした基本的な防災知識は身に着けておいた方がいいと思いました。我が家にも犬がいます。自分たちの防災だけでなく、万が一の時は「一緒に避難するという気持ち・考え」をきちんと持っておくために、常日頃から意識を高めていきたいと思います。

イオンペット株式会社さんから、ペットの防災という貴重な考えをイベントを通じて教えてもらえました。本当にありがとうございました。

それでは、良い越谷ライフを！