越谷市が「田んぼダム」で水害対策に挑戦！実証実験スタート【越谷ニュース】

越谷市が新たな水害対策として「田んぼダム」の実証実験を始めました！

この取り組みは、水田の貯水機能を活用して、大雨時に一時的に水をためることで洪水被害を減少させるものです。具体的には、水田の排水口に調整板を設置し、時間をかけて排水することで、水路や河川の水位の急激な上昇を抑えます。

実験は新方地区の2.8ヘクタールの水田で行われており、NTT東日本のICT技術を活用して水位や水温のデータをリアルタイムで計測。データは関係者のスマートフォンに送信され、貯水効果や農作物への影響を検証します。

市長の福田晃さんは、「水災害が頻発する中で、営農しながら地域の防災・減災に取り組むことができる田んぼダムが注目されています」とコメント。実証実験は2025年11月30日まで続けられ、今後の普及拡大を目指しています。