season1 第４話：越谷レイクタウンで豚丼【孤独なグルメ】

（ふぅ～今日は越谷レイクタウンで仕事の打ち合わせかぁ。）

（前職の絡みでよく来ていたが、駅前の雰囲気はあまり変わらない。）

（、、、おいおい、もう13時を過ぎてるじゃないか。）

（脳内糖分が減ってきたと感じてたところだ。）

（う～ん、とりあえず、、、レイクタウン内で昼飯でも食べるか。）

（おぉ、ミニストップがまだあるのか。）

（店頭の優位置に求人を張り出しているなんてもったいなぁ。）

（2倍チョコソフトが一押しだぞ。）

（そうそう、この感じ。）

（相変わらずの雰囲気じゃないか。）

（俺を検知しないのはなぜだ。）

・

・

・

（昼飯はどこにあるんだっけな。）

（うまそうだなぁ、、、しかし俺の胃袋は求めていない。）

（というか、俺の胃袋が求めているような店があるのかが心配だ。）

（実は駅に到着した瞬間から心配だったんだ。）

（スマホで楽々検索できる時代に、俺はなぜ毎回プラプラと飲食店に飛び込んでいるんだ。。。）

（それとも、こんな時代だからこそ、予定調和を無視することで一種のストレスを発散しているのか？）

（お、この店知ってるなぁ。越谷の情報サイトで発信されていた気がする。）

（レイクタウン内のテナントはかなり変わったなぁ。）

（スポーツオーソリティもリニューアルしたいみたいだし。）

・

・

・

（、、、おっと、、、店舗探しに集中するんだ、俺。）

（ストイックに現地の情報をかき集めろ。）

（あったあった、フードコート、まぁ、今回は期待できなそうだな。）

・

・

・

（ん？なんの期待だ？）

（やっと着いたぞ、フードコート。）

（昔はこんな場所なかった気がするな。）

（うまそうだけど、ロゴが俺向きじゃないなぁ。）

（う～ん、どうしよう。）

・

・

・

（あっ。）

（いいじゃないか。）

（なんだか本能的に引き付けられるネーミングだ。）

（おや、デジャブ！？　俺、来たことないぞ。）

（うまそうだ。。。）

（とりあえず、ここら辺に座るかな。）

（地方各地のご当地を集めたお店なんだな。）

・

・

・

（おぉ、、、いいじゃないか。）

（うまそうだなぁ。）

（これはいいかもしれないぞ。）

（うん、意外にいいぞ。）

（北海道産特有の豚の脂身感にご飯が良く合う。）

（、、、うまいじゃないか。）

（走り出した箸が止まらない。）

（う～ん、うまい、うまいぞ。）

（後半から追い上げるマラソン選手のように後から味わいが深まってくる。）

（どんぶりモノは食べやすくていいな。）

（うん、うまい、俺好みじゃないか。）

・

・

・

（ふぅー、レイクタウンは期待を裏切らなかったな。）

（、、、一体、何の期待なんだ。）

（次は、、、広島風やきそばだな。）

（また来るかな。）

～END～