【越谷サンシティの未来を市民と共に】越谷市が市民懇談会を開催、建て替え計画の見直しに向けた議論を進行【越谷ニュース】

越谷市は、老朽化した複合施設「越谷サンシティ」の建て替え計画について、市民の声を直接聞く「市民懇談会」を9月から来年2月にかけて開催する。この取り組みは、市民が直接施設の未来に関わることを可能にし、より良い再整備計画を策定するためのものである。懇談会では、市内在住、在勤、在学、または市内で活動する18歳以上の市民が参加し、意見交換を行う。

1979年に開業した越谷サンシティは、JR南越谷駅と東武新越谷駅の近くに位置し、多くの市民に親しまれてきた。当初は全面建て替えを予定していたが、市は昨年、ホール棟の大規模改修と商業棟の建て替えに方針を変更した。この変更に対する透明性の欠如から市議会は、市民からの幅広い意見を集めるための諮問機関の設置を決定した。

市は懇談会での議論を基に、条例に基づく諮問機関を設置し、再整備の方針を策定する。この方針は議会の承認を必要とし、承認後に整備が進められる。計画の見直しにより、オープンは当初の予定から2年以上遅れる見通しである。市民懇談会への参加希望者や問い合わせは、南越谷にぎわい推進室までご連絡いただきたい。（電話：048-963-9328）