埼玉で「モスク見学会」開催 ムスリムの日常と交流への期待【越谷ニュース】
- 2024/12/03 12:29
- がやてっく
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埼玉県越谷市にあるモスク「バイトル アマン マスジド コンプレックス」で、11月17日に見学会が開催されました。イスラム教を信仰するムスリムたちが集うこのモスクは、市内外から多くのムスリムが礼拝や交流の場として利用しています。
見学会には市民ら約40人が参加し、一般社団法人多文化共生コスモ越谷のメンバーとともに礼拝室などを見学しました。日本ムスリム協会理事のアハマド前野さん(49)は、ムスリムの文化や信仰について説明し、「全能の神に自分を委ねることで、弱々しい人間にも限りない可能性が開ける」と語りました。
参加者の一人で、市内の「こしがやエフエム」のパーソナリティーを務める高橋智さん(47)は、「こういう機会はありがたい。互いを知り合うことが第一」と話しました。
一方で、県南部の川口市や蕨市では在日クルド人へのヘイトスピーチを伴うデモが頻発し、SNS上での中傷も深刻化しています。このモスクについても根拠のない情報や侮蔑的な投稿が発信されています。
前野さんは「ムスリムのことを知らずに語っているのではないか」と嘆き、イスラムの世界性への理解を求めました。モスクの責任者アハメド・サベルさん(48)は、「本当のイスラム教を知れば、きっとヘイトはなくなるでしょう」と語りました。
多文化共生コスモ越谷代表理事の奥村裕子さん(66)は、「『知らない』ということが最も互いの溝を作ってしまう。実際に話し、暮らしの様子を見て、考えてほしい」と期待を込めました。
“埼玉で「モスク見学会」開催 ムスリムの日常と交流への期待【越谷ニュース】” への2件のフィードバック
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ラーメンを食べる食文化はやっぱりないのでしょうか?
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女性は人間として扱わない教義の宗教との共生は難しいではなく、無理。
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