埼玉県東部で連続ひったくり事件発生:12件の被害と逮捕された容疑者たち【越谷ニュース】
- 2025/03/21 10:33
- がやてっく
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2月24日から26日にかけて、埼玉県東部を中心に12件のひったくり事件が発生しました。被害に遭ったのは中学生や会社員など幅広い年代の男女で、犯行は2人乗りのバイクを使い、後ろから接近して荷物を奪うという大胆な手口でした。
警察の捜査により、事件の一部に関与したとみられる春日部市南中曽根の男2人(30歳と20歳)が窃盗の疑いで逮捕されました。これまでには、少年(16歳)も同じ事件で逮捕されています。3人は知人関係で、防犯カメラの映像や証拠から犯行が特定されました。
犯行の特徴/被害の詳細
容疑者たちは車にバイクを積んで現場付近まで移動し、2人乗りでひったくりを実行。犯行後はバイクを再び車に積んで逃走していたとみられます。事件は越谷市、さいたま市、草加市など6市で発生しており、被害者は帰宅途中の自転車の利用者が多いのが特徴です。
2月26日には、さいたま市や幸手市で4件の事件が約1時間半の間に連続発生。そのうち1件では、幸手市栄で帰宅途中の71歳男性が、前籠のリュックサック(現金約1万円など在中)をひったくられる被害に遭いました。
さらに、2月25日の夜には越谷市内で5件の連続ひったくり事件が発生。その犯行場所は半径約2.5キロ以内と近接しており、越谷署は同一犯の可能性が高いとみています。
地域の防犯意識の向上を
今回の事件を受け、警察は関連事件について引き続き調査を進めています。被害に遭わないよう、暗い時間帯には明るい道を選ぶ、荷物をしっかり固定するなど、防犯対策を強化することが重要です。また、不審なバイクや人物を目撃した場合は、速やかに警察へ通報をお願いします。
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