越谷レイクタウンから春日部へ信号ゼロの新幹線道路:東埼玉道路の進捗状況と完成予測【越谷ニュース】
- 2025/01/09 13:00
- がやてっく
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新しい高規格道路「東埼玉道路」の整備が進んでいます。この道路は、外環道の「草加八潮JCT(仮)」から北へ分岐し、越谷レイクタウンから松伏町を経て春日部市内で国道4号、また国道16号にも直結します。
この道路は、まず地上部分を整備し、その後信号ゼロの高架部を設けるという二段構えで進められています。高架部はNEXCO東日本が管理運営する有料道路となる予定です。
完成すれば、国道4号の「第二ルート」として交通の分散が図られるほか、長い間「道路空白地帯」とされていた吉川市や越谷市東部、松伏町に幹線道路がもたらされ、交通利便性が大きく向上します。
途中にはIC(インターチェンジ)が設置される予定で、草加柿木、越谷レイクタウン、越谷総合運動公園、松伏・田島、豊野工業団地、国道4号合流北側の7か所が予定されています。
進捗状況についてですが、無料の地上部分は既に外環道から越谷レイクタウンを経て越谷総合運動公園前までの5.7kmが開通しており、2025年には浦和野田線と接続する松伏・田島までの3.8kmが延伸開通する予定です。現地では既に舗装の前段階まで進んでいます。事業化は春日部の国道4号合流部まで全線で完了しています。
一方、有料の高架部分はまだ完成しておらず、事業化済み区間は外環道から浦和野田線までの9.5kmとなります。「春日部まで信号ゼロ」という計画はまだ道半ばですが、順調に進めば2028年に国が道路施設を完成させ、その後NEXCO東日本が約2年で有料道路施設を仕上げ、松伏まで開通する予定です。
越谷レイクタウンのJR武蔵野線との交差部分では、20mを超える高さの高架で鉄道高架を跨ぐ計画となっており、完成すれば高架道路と地上道路でJRの鉄道高架が挟まれる形となります。
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