【12月スタート】ICカードで高齢者の運賃補助!越谷市が「げんき de MaaS」導入【越谷ニュース】
- 2025/11/19 06:01
- がやてっく
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越谷市では、75歳以上の市民を対象に、交通系ICカードを使ったバス・タクシーの運賃補助サービス「越谷げんき de MaaS(マース)」が、12月1日からスタートします。
この取り組みは、埼玉県内では初めての試み。市内を拠点とする10社のバス・タクシー事業者で利用でき、事前にSuicaやPASMOなどのICカードを登録することで、補助が適用されます。
補助額は以下の通り:
・タクシー:1回につき500円(年度内12回まで)
・バス:1回につき100円(回数制限なし)
降車時にICカードで支払うと、補助分が自動的に差し引かれる仕組みです。
市はこの事業に約5600万円の予算を計上し、国の補助金約1億3500万円も活用。キャッシュレス決済に未対応の事業者には、機器の導入やシステム整備も進めています。
登録はマイナンバーカードとスマートフォンがあれば自分で可能ですが、不安な方のために、11月17日から市役所や地区センターで説明会や登録支援会も開催中(事前予約制)。
これまで紙のチケットで対応していた運賃補助をデジタル化することで、印刷費の削減や利用状況の把握がしやすくなると市は期待を寄せています。
市担当者は「高齢者の外出や移動を応援し、公共交通の利用促進にもつなげたい」と話しています。










