越谷市出身、栃大海が新十両に昇進【越谷ニュース】

埼玉県越谷市の誇り、24歳の塚原改め栃大海選手が、この夏の大相撲夏場所で新十両に昇進することが決定しました。中学時代に全国大会での優勝経験を持ち、埼玉栄高校卒業後、平成29年の九州場所で初土俵を踏んだ栃大海選手は、入門からわずか6年余りでの昇進という快挙を成し遂げました。記者会見では「何度も挑戦してはね返されたが、ついに昇進を果たせて嬉しい」と感慨深げに語り、同級生である尊富士選手の春場所での歴史的優勝が刺激となったことを明かしました。新しきしこ名「栃大海」に込められた意味については、「海がない埼玉県出身だが、海をこよなく愛し、その名に恥じない活躍を見せたい」と意気込みを語りました。栃大海選手の新たな挑戦は、5月12日に東京・両国の国技館で幕を開ける夏場所から始まります。地元越谷市民としては、彼の更なる飛躍に期待が高まるばかりです。