春先の記録的な暑さ、埼玉県内で夏日到来【越谷ニュース】

埼玉県は早くも夏の気配を感じさせる陽気に包まれ、桜の満開を迎える前に夏日を記録しました。特に久喜市では、今年初めての夏日となる26.1度を観測。熊谷市、越谷市、鳩山町を含む8観測地点中5地点で25度を超える暑さとなり、まるで5月下旬のような暑さが訪れました。

この暖かさは、高気圧の影響によるもので、地域住民はこの変わりやすい気候に適応しながら、春の日差しを楽しんでいます。所沢航空記念公園では、家族連れが藤棚の下で涼む姿や、子供たちが半袖でキャッチボールを楽しむ様子が見受けられました。

木陰で一息ついていた兵庫県からの訪問者は、「暑すぎてお茶が進む」と話し、春休みを利用して帰省中の小学2年生の娘も、「暑い、暑い」と言いながらシャボン玉で遊んでいる姿が印象的でした。このように、埼玉県内では季節を先取りするかのような暑さが、人々の日常に新たな彩りを加えています。