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越谷の老舗中華「中華一番」、夫婦の情熱で半世紀以上続く【越谷ニュース】


越谷の老舗中華「中華一番」、夫婦の情熱で半世紀以上続く【越谷ニュース】

埼玉県越谷市にある中華料理店「中華一番」は、今年創業57年目を迎えた。店主の亀井実さん(92)と妻の節子さん(86)は、それぞれ調理と接客を担当し、お客さんの笑顔のために日々奮闘している。実さんは90歳を超えても中華鍋を振り、節子さんはラーメンと玉子チャーハンセットなどの人気メニューを提供する。2人は「お客さんが喜んで食べてくれる限り店を続けたい」と“生涯現役”宣言している。

「中華一番」は越谷市役所や越谷警察署、越谷市立病院などが近くにあり、開業当時から出前の注文が殺到する「町中華」だ。実さんは節子さんの実家が江戸川区で中華店を営んでいたことから、独学で中華の道を志した。35歳の時に自宅1階で開業し、以来半世紀以上にわたって店を守り続けてきた。

2人の一日は朝7時ごろに起きて始まる。実さんは厨房でスープの仕込みや食材の買い出し、野菜炒めやギョーザの下準備などをする。節子さんは店内外の清掃や接客をする。2人が落ち着いて朝食を取れるのは午前10時過ぎだが、その時に必ず飲むのが牛乳とバナナをミキサーで混ぜた特製ドリンクだ。「何十年と欠かしたことないよ。健康の秘訣(ひけつ)だろなあ」と実さんは言う。

店の営業は午前11時からスープがなくなる午後4時過ぎまで。2人は調理に接客にと、ほぼ立ちっ放しで働く。午後6時半に和食中心の夕食を食べ、午後8時半には布団に入る。2人とも「病院にいつ行ったか覚えてない」と言うほど健康そのものだ。

2人は東京浅草のダンスホールで出会い、今年で結婚生活65年目だ。店が定休日の日曜日は2人で電車に乗って浅草散策に行く。何歳になっても仲の良さは変わらない。そんな2人の共通の趣味が温泉地巡りだが、コロナ禍で数年間なかなか実現できなかった。「温泉に行ってゆっくり寝て。それが楽しみなんだよなあ」と実さん。「来てくれるお客さんのためにもっと頑張って、いつか温泉に行きたいね」と節子さん。夫婦2人、力を合わせて越谷の老舗中華「中華一番」をまだまだ続ける。

“越谷の老舗中華「中華一番」、夫婦の情熱で半世紀以上続く【越谷ニュース】” への1件のコメント

  1.   

    最近すごい取材されてるよね

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